大工の豆知識(その2)

こんにちは。暑い夏も落ち着きはじめ秋を感じ始めていますね!
今回は、前回ブログに書かせていただいた大工の豆知識の内容を、違う内容で書かせていただきます。
前回は「規矩術」という難しい内容で、自分で書いてなんですが、読むのが億劫になりそうな中身でしたので、今回は大工さんはどういった道具や工具を使って、実際に家を建てているのか?をお伝えできたらと思います。
皆さん、大工道具ってどれくらいご存じでしょうか?ホームセンターでもよく見かけるものもあったり、趣味でDIYをされている方でしたら知っているようなものもあるかと思います。
皆さんがよく知っている代表的なものから、あまり聞かないものまで紹介していきます!
「大工道具」
①鋸(のこぎり)
主に木を切断するのに用いられます。今でこそ替え刃が主流で、切れ味が落ちれば新しい刃に交換が当たり前ですが、替え刃のない時代はやすりなどで、刃を研いで使っていました。(目立てといいます)両刃のついた鋸ですと直角に切るための横刃、木目に沿って切る為の縦刃がついています。
②鑿(のみ)
木材に穴をあけたり、溝を掘ったり、削ったりに使う切削工具です。幅や長さ、形が用途によって様々にあります。
③鉋(かんな)
木材の表面を削って平らで滑らかに仕上げるための木工用工具です。刃幅、大きさ、刃の形、用途によって様々なものがあります。
④玄能(げんのう)
釘を打ったり、のみを叩いたりする金づち。鉄の頭の部分も大きさがいろいろとあり、昔の重さを表す匁(もんめ)という単位で重さが変わります。地域によって玄能の形が違うということも言われています。
⑤墨つぼ
木材に線や寸法を正確に記す(墨付け)ための表示道具。タンク内部の綿に建築用墨液を含ませた糸を収納し、先端の「カルコ(針)」を固定して糸をピンと張り、上に引っ張ってパチンと弾くことで直線を描きます。
⑥差し金
直角を測ったり、長さを測ったり、線を引いたりする金属製のL字型の物差し。
⑦毛引き
木材の側面(基準面)に沿わせることで、正確な平行線を引く(罫書く)ための大工道具。
「工具」
①インパクトドライバー
回転と打撃の力で、太いネジやコーススレッドを素早く強力に締め付ける工具。
②丸ノコ
円形のノコギリ刃を高速で回転させ、木材を直線や角度をつけて素早く切断する工具。
③電動カンナ
木材の表面を削って平らにしたり、厚みを微調整したりするための工具。
④レーザー墨出し器(測量・基準出し用)
正確な水平や垂直の基準線を壁や床に照射し、施工の精度を保つために使われます。
他にもたくさんの道具、工具ありますが、全て書くとすごい数になってしまうので今回はここまでの紹介とさせていただきます。
時代とともに新しい工具や工法が登場していますが、道具へのこだわりや「いいものを作りたい」という思いは今も昔も変わりません。やはり手入れの行き届いた良い道具を使う方は仕事も丁寧だなと思います。弊社では自社大工による施工を行っており、道具の良さを最大限に引き出し、質の高い施工をお届けできるのは、自社大工が責任をもって現場に立っているからこそです。
図面通りの精度と細部へのこだわりを自分たちの手で形にしていく。これからも信頼できる自社大工とともに、一棟一棟丁寧な家づくりを続けていきます。
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