小屋裏エアコンの快適さ

先日、無事にお引渡しが完了しました。
お引渡し前にはお施主様のご厚意で完成見学会も開催。
暑い時期だったので、小屋裏エアコンの快適さをしっかり体感してもらえたと思います。
小屋裏エアコンというと、小屋裏にエアコンをつければ家全体が涼しくなると思われるかもしれませんが、そんなに単純ではありません。
まず大切なのは、建物全体でどれくらいの冷房能力が必要なのかを計算すること。
断熱性能や窓の大きさ、方角などによって必要な能力は変わるので、きちんと計算して、それに合ったエアコンを選ぶ。
そして「冷たい空気は下に下がる」という自然の原理を使って、家全体を涼しくする。
当社では、できるだけ複雑なダクトや全館空調の機械を使わず、シンプルな仕組みにしています。
これは結構大事なことだと思っています。
家は何十年も住まい続ける。
50年後、100年後に特殊な機械が壊れて、「もう部品がありません」「この設備は交換できません」では困る。
普通のエアコンを交換すれば、また使える。
できるだけシンプルにしておけば、将来の維持管理もしやすい。
長く住む家だからこそ、こういう考え方は大切だと思っています。
もう一つ大事なのが、空気の動き。

子ども部屋や寝室は、当然ドアを閉めて使います。
ドアを開けていれば涼しいけど、閉めたら暑いではダメ。
ドアを閉めても空気がきちんと動くように設計する必要があります。
各部屋にエアコンがないので、寝ている時に直接冷たい風が当たらないのもいいところ。
音も静か。
寝室で寝ていてもエアコンの存在をほとんど感じません。
ガンガン冷やしている感じではないのに、家の中がどこに行っても快適。
私はこの感じが好きです。
もちろん、小屋裏エアコンにも注意するところはあります。
特に夏型結露。
冷たい空気を小屋裏から送るので、断熱・気密・防湿をきちんと考えて設計、施工しないといけない。
ただ小屋裏にエアコンをつければいいわけではありません。
そこは建物全体を考えて設計することが大切です。
そしてもう一つ。
私が監督として関わっている「福部STC」という中学生のソフトテニスクラブがあります。
福部の子どもたちを中心に活動してきたチームで、昨年からクラブチームとして新たな形で活動しています。
その福部STCの女子チームが中国大会に出場しました。
結果は4位。

上位3チームが全国大会に出場できるので、本当にあと一歩でした。
子どもたちは今持っている力を出してくれたと思います。
中国大会という舞台でベストを出してくれた。
それでも、やっぱり悔しい。
もう少しで全国大会に届いたんじゃないか。
あそこでもう一本取れていたら。
もう少しこうしていたら。
終わってから考えると、いろいろ出てきます。
でも、それだけ本気で全国大会を目指していたということ。
小さい頃から一緒にやってきた子もいれば、クラブチームになってから一緒に戦ってくれた子もいる。
それぞれが頑張って、福部として中国大会のベスト4まで来た。
これは胸を張っていい結果だと思います。
中学3年生はこれで引退。
全国大会には届かなかったけど、ここまで本気で一つのことに取り組んだ経験は、これから先、必ずどこかで生きる。
勝ったことだけが財産ではない。
悔しかったことも、うまくいかなかったことも含めて全部が経験。
私自身も、もう少しできることがなかったのかという悔しさは残っています。
だから、また次へ。
家づくりもソフトテニスも同じ。
良かったところは残して、ダメだったところは直す。
その繰り返しで少しずつ良くしていく。
また頑張ります。
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