見えないところで家を支える!
皆さん、こんにちは。朝晩はすっかり秋らしくなり、現場でも秋風を感じる涼しい季節になってきました。
さて、皆さんは、マイホームの壁の裏側にどのような工夫がされているかご存じでしょうか?
近年、全国でも自然災害による家屋の被害が度々ニュースで報道されています。そこで、地震や台風といった自然災害からご家族を守るために、柱と梁をしっかり繋ぐ「建築金物」が大きな役割を果たしています。
木造住宅の接合部には、筋かい金物やホールダウン金物といった数多くの構造用金物が使われています。近年では、木材の切欠きを最小限に抑えて強度を高める「金物工法」も主流になってきました。どんなに高品質な木材や最新の耐震技術を取り入れても、接合部の固定が不十分であれば家本来の強さは発揮できません。
建築金物とは?
建築材の接合部を結合・補強し、安全性を高める部品のことです。大きく分けて、実用面を支える「機能金物」と美観を高める「装飾金物」に分かれます。
機能金物には、柱や梁を強固に接合し地震時の引き抜きや変形を防ぐ「接合・耐震金物」(ホールダウン金物や筋交い金物など)や、ドア・窓の操作性を保つ「建具用金物」(蝶番、戸車など)があります。Zマークなどの認定規格制度や建築基準法(告示1460号)により、木造住宅の耐震性向上において極めて重要な役割を果たしています。選び方の際は用途や材質、品質と価格のバランスを考慮し、構造に関わる重要箇所の施工はプロに任せることが推奨されています。
私たち施工管理の現場では、一つひとつの金物が正しく取付けられているか、仕様通りのビスが本数通り打たれているかを、第三者と合わせて徹底的に点検しています。
完成すると壁の中に隠れて見えなくなってしまう部分だからこそ、妥協のない施工と品質チェックが欠かせません。
これから家づくりを検討される方は、ぜひ構造見学会などで「見えない場所のこだわり」にも注目してみてください。お施主様が長く安心して暮らせる住まいを目指し、今日も現場で確実な施工に努めています!
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