ウチとソトの空間デザイン
2025.12.25

こんにちは
暮らし提案室の民野です。
先日は弊社の外構プランを監修していただいている星さんの研修を受けました。

実際の敷地を元に、スタッフがそれぞれ外構のプランを考え、図面を仕上げていきました。

↑私のプランイメージ。水彩絵は難しいです…
研修では、室内と外構のデザインの考え方にさまざまな違いがあることを学びました。
その一つは、空間演出の違いです。
「空間」とは何かというと、人の目線から対象物までの距離にある範囲のこと。
平面に高さ方向が加わり、三次元となることで、広さや狭さといった感覚をより現実的に把握することができます。
室内の空間は「広く見せる」ことを中心に演出します。

たとえば
・天井を高くする
・窓や開口で外の風景、隣接した空間を取り込む
など、壁や天井に囲まれた室内空間では障害物から視線を抜き、空間を広げるデザインを主とします。
それとは逆に、障害物のない外空間は「区切りを作る」ことが重要になります。

・塀や樹木の配置を目線の高さを基準にデザインする
・駐車スペースと歩行通路のエリア分けを明確にする
など、プライベートを守り、安全な動線を意識した空間を演出することが大切です。
家づくりをはじめると、最初に平面的な間取りを考えがちですが、
よりリアルなイメージに近づけるには「高さ」のプランも欠かせません。
来年1月10日に、間取りのプランニング+3Dで立体的にボリューム感を体験できるワークショップを開催します。
お客様の理想にあった住まいのイメージをワークショップを通して楽しく作っていけたらと思います!