薪ストーブのきまりごと

立冬が過ぎ、肌寒い日が続くようになりました。
先日のランチ会(毎週金曜日のお昼にスタッフみんなでごはんを食べる時間)では
今冬はじめて薪ストーブで焼いたピザをいただきました。

あたたかい薪ストーブの前で生地が膨らむ様子を眺めて楽しみ、
いろんなトッピングをした焼き立てピザはとてもおいしくて、幸せな時間でした。
タウン建設では薪ストーブをお使いいただいている施工事例が多いです。


よく見ると、薪ストーブの周りだけ壁や床の仕上げが異なっています。
薪ストーブは家庭用ガスコンロと同様に、設置する部屋には内装制限などの法律が関わってくるためです。
🔥薪ストーブに関わる法律
主に「建築基準法」と「消防法の火災予防条例」が関わってきます。
建築基準法では薪ストーブを設置する部屋の内装制限、煙突の取り付け基準などのきまりがあります。
消防法ではストーブ本体の材料、設置する場所や周囲の仕上げ、煙突の構造など基準法より詳細な規定があります。
平面図上で法律に関わることを簡単に表すと下の図のようになります。

赤い点線で囲われた部分は「ストーブ等可燃物燃焼部分」と呼ばれ、
ストーブの熱により燃焼する可能性がある範囲を表しています。
ストーブは壁側に設置することが多いため、この範囲にかかる壁には空気層と遮熱板が必要になります。
屋外にある煙突も外壁や屋根から15㎝以上離さなければいけません。
様々なきまりごとが多い薪ストーブですが、広範囲にぬくもりがひろがり、料理もでき、暖房費もかからない優秀な暖房器具でもあります。
来月、12月6日には薪ストーブを体感できるイベントを開催いたします!
薪ストーブと楽しむ クリスマスツリーづくり
ぜひこの機会に薪ストーブのあたたかさやムクのイエの心地よさをご体験ください。
プリザーブドフラワーで作るクリスマスツリーワークショップもお楽しみいただけます🎄