神社と庭と樋と
2025.09.15

暑さも落ち着いてきて、秋の気配がそろそろと近づくのを感じる今日この頃です。
今回は、宇部神社に行ってみました。
5円札に載っていたのは有名ですね。
初詣などで行ったことのある方は多いと思います。
とても有名な神社ですので、あえて社殿についてではなく、参集殿(さんしゅうでん)の横の庭についてのお話しようと思います。
参集殿は、受付がある建物のことですよ。
ベンチのあるスペースは屋根がついていてどんな天候でもくつろげそう・・・!
赤い欄干の橋が目に入って、「あの橋を渡ってみたい!」という気持ちが沸き上がってきます。
橋を渡った先にあるのは井戸でしょうか?
和風の素敵な庭です。
橋から見渡します。鯉がいますね。
石灯籠の先には・・・
小さい滝がありました!
山からの自然のものでしょうか。
風情がありますね。
このような庭は住宅の庭では計画しづらいですが、こういう風に時々訪れるものだから特別感があるのでしょうね。
最後に。
参集殿の雨樋です。
このような雨樋を、「鎖樋」といいます。
寺社仏閣や昔の住宅などで見られますね。
鎖状に連なっていて、それを雨水がつたって下に落ちていきます。
花のようなカップが美しいですね。
今でも、スタイリッシュな鎖樋があります。
鎖樋は美しいのですが、雨水の許容量が少ない・ごみが溜まりやすい、などメンテナンスが大変です。
それを踏まえたうえで、玄関ポーチや庭側の小さい下屋などのメンテナンスしやすく映えそうなところだけにつける、というのが良いかもしれませんね。