窓取

新学期がスタートしていますね
残暑というよりまだまだ夏日が続きそうな気候ですが、体調管理に気をつけて下さい。
さて、間取ってどう思いますか?
簡単そうで難しいといった印象が強いかと思います。
平面計画からはじまり~立体化させるのが普通なんじゃないかと・・・配置はあとで考える・・・といった感じで
私もそう思っていました。
ですが、ここ何年かで設計塾だったり、庭との関連性だったりと間取にたいしての考え方が変わりました。
まず敷地の方位、近隣建物窓配置、道路方角の現状把握からはじまり
屋根のかたちを考え次にファサード(外観正面)・断面そして日入日没に対しての窓配置、そこから各部屋を仕切る
そういった流れで考えるようになっていきました。
ある有名な工務店さんも言っていますが、間取とは窓取!!
最近、動線やシューズクローク・パントリー・ファミリークローゼットといった配置ばかりを
気にしすぎるため、大切な窓取ができていないのではと考えます。
屋根も補助金・ZEHの関係上、南側に屋根を配置し、屋根の形状も決まってきているため、
窓の配置で全てが決まるといってもいいほど重要な部分です。
その窓から見える景色・解放的な抜け感・庭へとつながる空間を考え配置していくべきだと思います。
限られた建物の大きさだったり、年々建築単価や金利があがっている中
いろいろな部屋があればいいなと思いますが、建物が大きくなり思っていた以上に金額が上がり
減築といった形になることが予想されます。
何処を優先に考えていくか が非常に大事だと思います。
話はかわりますが
復習と新入社員育成のため
庭の先生 星さんに講義してもらいました。
久しぶりに講義を聞き、基礎的な部分や定義について勉強させていただきました。
空間とは? 問題とは? デザインとは?
普段よく使っていますが、すぐ即答できない言葉でもあります。
このように基礎的なことや、敷地の有効な使い方・動線を分けるなど
計3回ぐらい講義があると思いますが、復習・社員のスキルアップになれば、
設計や庭のはばが広がり、よりよい提案につながっていきます。
これからも切磋琢磨し、成長できたらと思います。
写真が少ない(😢)
ではこのあたりで 最後までお付き合い有難うございました。