空調にこだわりを

2025.08.08

夏のエアコンを効率よく使う方法

夏の暑い時期、冷房にエアコンを使っている方は多いと思いますが、
エアコン冷房には室温や湿度、風向き、風量、そして電気代など、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

これらを間違えてしまうと、体調不良や集中力の低下、睡眠の質の悪化などにつながることが分かっています。

エアコン冷房の設定温度は、一般的に25〜28℃あたりが理想。
湿度は50〜60%程度に保つのがおすすめです。(湿度計は数百円程度で購入可能)

湿度が高すぎると体感温度が上がり、設定温度が低くても暑く感じます。
逆に40%を切るような低湿度は、喉や肌の乾燥を招きます。

特に就寝時は、室温27℃前後・湿度55%程度が快適に眠れる目安です。

高断熱住宅に住むと、室外の温度がわからないですが、こちらの温度計を使うとセンサーを置いたところの温度・湿度が把握できます。
リビングに居ながら寝室・外気・トイレなどの温度・湿度が分かります。
4,000円ぐらいなので、手軽でおススメです。
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冷房は冷たい空気が床付近にたまりやすく、部屋全体の温度ムラができやすいという特徴があります。
この場合はサーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させましょう。

配置のコツは、エアコンと反対側の床に置いて「斜め上」に風を送ること。
冷気を持ち上げて部屋全体を均一に冷やすことができます。

「夜にエアコンをつけっぱなしにすると電気代が高くなる」と思われがちですが、
実は、夜間の外気温がある程度下がる夏は、消費電力も昼間より少なくなります。

例えばパナソニックの機器データでは、外気温が28℃前後の夜間に冷房を8時間つけっぱなしにしても、電気代はおおよそ1晩40〜60円程度。

就寝後2時間でオフ、起床1時間前にオンというタイマー設定にした場合、
一晩8時間つけっぱなしと比べて、消費時間は5時間ほど短くなります。

仮に8時間つけっぱなしで1晩60円かかるとすると、タイマー設定ではおよそ20円強。
差額は40円程度で、1か月(30日)では1,000円〜1,200円の違いしかありません。
タイマーが切れると、室温は上がって寝苦しくて、起きてしまいますね。

「暑くて寝苦しい夜に睡眠の質が落ちる」ことは、翌日の集中力や体調にも影響します。
月1,000円程度の差で快適に眠れるなら、つけっぱなしにしておくのをお勧めしています。

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