青森講演

先日、青森県で開催された住宅業界向けフォーラムに参加し、鳥取県庁の槇原さんとともに登壇してまいりました。講演は初日が弘前、二日目が八戸というスケジュール。
合間にはねぷた村や鶴の舞橋にも立ち寄り、青森の文化と風土に触れる貴重な時間もありました。
しかし、驚いたのはその暑さ。最高気温は35度で、「青森は涼しい」という思い込みは見事に覆されました。
鳥取と同じく、夏の暑さ対策としても住宅性能の重要性を改めて実感しました。
槇原さんからは、鳥取県が推進するNE-ST(ネスト)住宅性能基準について説明があり、私は講師として「住宅の高性能化で叶える豊かな暮らし」というテーマで、自社の取り組みを紹介しました。
当社では、新築住宅において断熱等級6.5(NE-ST TG-2)といった高性能住宅を標準化し、売上規模としても一定の成果を上げています。
さらに、新築だけでなく、既存住宅の性能向上リノベーションにも注力しており、「快適」「健康」「安心」といった本質的な豊かさを暮らしに届けられるよう努めています。
近年は
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ガーデン事業
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不動産・民泊事業
といった新たな分野にも挑戦しており、住まいと暮らし全体を支える企業として成長を目指しています。
また、社内での情報共有や広報活動(ブログ・YouTube等)も積極的に行い、お客様にわかりやすく、誠実に家づくりの情報を発信しています。
弘前での講演後は、地元工務店の皆さまと懇親会。
日頃の悩みや地域の課題など、ざっくばらんな意見交換ができ、大変有意義な時間となりました。
どの地域でも「より良い住まいを届けたい」という想いは共通していると改めて感じました。
翌日は八戸へ移動する前に、リノベーション物件のモデルハウスも見学させていただきました。
築年数を重ねた住宅でも、性能をしっかり向上させることで快適な住まいに生まれ変わる姿を実感でき、自社の今後の取り組みにも活かせる学びとなりました。
今回、訪れた青森も連日最高気温35度という猛暑。
鳥取と同じく、どこに暮らしていても「快適な住環境」はこれからますます重要になると実感しました。
NE-STのような行政の取り組み、民間企業の挑戦、その両輪が合わさって、これからの住宅業界はより良い方向へ進んでいける。そんな希望を持てた2日間でした。
これからも私たちは、地域に根ざし、性能・暮らし・安心を軸にした家づくりを続けてまいります。