家を建てるベストなタイミングとは?

新築住宅を考える年齢とタイミング
新築住宅を検討されるお客様の年齢は様々ですが、当社で一番多いのは30代の方々です。その次に40代が多く、中には70代で家を建てられたお客様もいらっしゃいます。
住宅ローンのことを考えれば、早く建てるに越したことはありませんが、それぞれの事情によってタイミングは異なります。特に60代・70代で終の住処を考える場合は、今後の人生の時間を意識することが重要です。
家づくりのタイミング
当社の見学会に来られてから実際に住み始めるまでの期間も、お客様によって異なります。ただ、いずれ建てると決めているなら、できるだけ早く土地を決め、住み始めることをおすすめします。
私自身も8年前に木の家を建てましたが、賃貸住宅や昔の家と比べると快適性が全く違います。もちろん、こだわりや住む場所について悩む気持ちはよく分かります。しかし、一日でも早く快適な暮らしを始めることが、より豊かな生活につながるのではないでしょうか。
年齢ごとの家づくりのポイント
30代の家づくりは、じっくりと情報収集をしながら計画を立てるのがベストです。
40代になると、より快適な生活を1日でも長く送るために、計画を少し早めるのが理想的です。
まれに20代のお客様もいらっしゃいます。若いうちに当社の家づくりに共感し、決断されるのは本当に素晴らしいことです。住宅は決して安い買い物ではありませんが、長期間の住宅ローンを組むことで、快適な住まいに長く住むことができます。その決断を後悔させないよう、私たちも精一杯サポートいたします。
住宅ローンと金利について
最近、銀行から「住宅ローン金利が上がる」という案内がありました。現在、金利上昇局面に入っています。やはり、金利が低いうちに住宅ローンを組む方が、長期的な返済負担は軽くなります。
人生とお金の考え方
先日、ある本を読みましたので紹介します。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
この本は、お金の使い方に焦点を当てた新しい視点の「お金の教科書」です。
ライフプランの相談を受ける中で、多くのご家庭が「いくらあれば安心なのか」という明確な答えを持っていないことに気づきます。しかし、実際には心配されているご家庭ほど、しっかりした家計バランスを保っていることが多いのです。
日本人の多くは、亡くなるときが一番お金持ちと言われています。しかし、本当に大切なのは、お金だけではなく「豊かな経験」に使うことではないでしょうか。
住まいも人生の大切な一部です。より良い暮らしをするために、後悔のない選択をしていただきたいと願っています。