高気密・高断熱のその先へ

皆さん、こんにちは。
タウン建設の出井です。
3月も半ばに入り、鳥取も少しずつ春の気配を感じるようになりましたね。それでも、まだまだ朝晩は冷え込む日があり、家の中の暖かさが恋しい季節が続いています。
さて、今日は「住まいの性能」について、最近私が感じていることを少しお話ししたいと思います。
ここ数年で、住宅の「高気密・高断熱」鳥取の断熱基準「NE-ST」という言葉は随分と一般的になりました。 少し前までは、家づくりに熱心なお客様から「UA値はいくつですか?」「断熱等級は?」と、具体的な数値やスペックについてご質問をいただくことが多くありました。
しかし最近は、そうした性能のうんちくには少しウンザリしているというか、「性能については、プロであるタウン建設さんがきちんとやってくれているだろうからお任せします」というスタンスのお客様が増えてきたように感じます。
私は、これはとても自然で、良い流れだと思っています。
車を買うときにエンジンの構造よりも「乗り心地」「使い勝手」を重視するように、家づくりでも、難しい数値より「どんな暮らしが手に入るのか?」という部分に目が向いてきた証拠だからです。
その「どんな暮らしが手に入るのか」を、私自身が改めて強く実感する出来事が先日ありました。
これから新築をご検討されているお客様と一緒に、当社で家を建てて2年になるOB様のお宅へ訪問してきたときのことです。

実際の住み心地や建てるまでの心境、「ここはこうしておけばよかった」という反省点、そして気になる毎月の電気代の安さまで、一切忖度のないリアルなご意見を聞かせていただきました。
ご案内したお客様にとっても大変参考になるお話ばかりでしたが、何より私の心に深く残ったのは、OB様がふとおっしゃったこんな言葉でした。
「もう、あのアパートでの暮らしには戻れないですね」 「今の家に住んでから、モノが散らからなくなったんです」 「日々のストレスが減って、毎日が本当に快適です」
この言葉を聞いたとき、「私たちが目指している家づくりは、まさにこれなんだ」と深く頷きました。
厳しい鳥取の冬や猛暑の夏を快適に過ごすために、断熱性能や気密性は絶対に妥協してはいけない「基本」です。だからこそ、当社でもプロとしてしっかりとした性能を担保しています。
しかし、お客様が本当に求めているのは「立派な数値の羅列」ではありません。
冬の朝、ブルッと震えずに起きられること。 自然とモノが片付き、スッキリとした空間で深呼吸できること。 無垢の木の香りに包まれて、家族が穏やかに笑い合えること。
こうした「日々のストレスからの解放」と「暮らしの質の向上」こそが、家を建てる本当の目的(ベネフィット)なのだと、OB様の言葉を通して改めて実感しました。
「性能」は、その快適な日常をつくるための裏方であり、プロである私たちが当たり前に整えておくべきものです。私たちが本当にご提供したいのは、数値で測れない「毎日の心穏やかな時間」に他なりません。

ご協力いただいたOB様、そしてご見学いただいたお客様、本当にありがとうございました。
これからもタウン建設は、難しい専門用語ではなく、皆様の「日々の暮らし」に寄り添った家づくりをお伝えしていきたいと思っています。
どんなふうにストレスのない暮らしが叶うのか、ご興味がある方はぜひ一度、当社のモデルルームでその空気感をご体感ください。肌寒い日が残る今の時期こそ、性能の違いが一番よくわかる季節です。
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