薪ストーブの話

気がつけば、もう2月も終わり。
冬が終わりに近づくと、少し寂しくなる理由があります。
それは、薪ストーブの出番が減ってしまうこと。
我が家では冬になると毎日のように火を入れます。
炎が揺れ、薪がはぜる音がして、部屋がゆっくりと温まっていく。
エアコンとは違う、
輻射熱で体の芯から温まるあの感覚。
自然と家族がストーブの前に集まり、会話が生まれる時間。
この季節の楽しみのひとつです。
薪ストーブは「高断熱住宅」だからこそ活きる
薪ストーブは、ただ設置すれば快適になるわけではありません。
大事なのは、家の断熱・気密性能です。
高断熱・高気密の住宅では、
・少ない薪で十分に暖まる
・家全体の温度ムラが少ない
・2階までやわらかく暖気が回る
・朝までほんのり暖かさが残る
という状態がつくれます。
逆に、断熱性能が低い家では、
どれだけ薪を焚いても熱が逃げてしまう。
薪ストーブは暖房能力の高い器具ですが、
“家そのものの性能”が整っていてこそ、本領を発揮します。
「暖房を足す」ではなく、「熱を逃がさない」
私たちが高断熱・高気密にこだわる理由はここにあります。
暖房を強くするのではなく、
まずは熱を逃がさない家をつくること。
UA値だけでなく、
C値(気密性能)も大切にしているのはそのためです。
隙間が多い家では、
煙突効果が強くなりすぎて温度コントロールが難しくなります。
しっかり気密が取れている家では、
空気の流れも安定し、薪ストーブの燃焼も安定します。
薪ストーブは、
単なる暖房器具ではなく、
暮らしを楽しむ装置だと思っています。
少し手間がかかる。
でも、その手間が豊かさになる。
そして、その豊かさを支えているのは、
見えない部分の断熱・気密性能。
冬が終わるのは少し惜しいですが、
また次の冬が楽しみになる。
3月も一棟一棟、丁寧に。
目の前のお客様に満足していただけるよう、
スタッフ一同、日々邁進していきます。
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