瀬戸内海の宿泊施設を体感して

こんにちは皆様。
先日、民泊の事業の参考として香川へ視察に行ってきました。

今回宿泊したのは、香川県高松市の瀬戸内海沿いに建つ「SETO CLAS AJI」です。
建物に到着してまず感じたのは、瀬戸内海のロケーションの素晴らしさ。
目の前に広がる穏やかな海は室内から一望でき
まるで景色そのものがインテリアの一部でした。

夜になると海は暗くなり視界からは消えますが
その代わりにかすかに聞こえる波の音が心地よく
日常とは切り離された非日常の時間を演出してくれます。
ウッドデッキでコーヒーを片手に、ゆったりと過ごしてみようとしましたが
あいにく12月の四国の夜は鳥取と同じくらい寒く
ダウンコートを持参すればよかったと反省しました。

室内や脱衣所には床暖房が設置してあり、冬でもほどよく暖かく快適に過ごせた点も印象的でした。

翌朝は日の出の時間に起床。
夜明け前の静かな瀬戸内海を、まるで独り占めしているかのような贅沢な時間でした。
朝焼けの空と澄み切った空気が心地よく、気持ちの良い目覚めになりました。

少しずつ明るくなっていく空と海を眺めながらの朝食は
普段と同じ食べ物でもしっかり非日常を演出してくれました。

すっかり日が昇ると、「これぞ瀬戸内海」と言いたくなるような青空に。
室内から見る景色は一面が絵画のようで、思わず見入ってしまうほど圧巻でした。

このお宿は、早めにチェックインし日中(午後)・夕日・夜・朝日・日中(午前)と時間ごとの表情をすべて体感してほしいと思いました。
今回の視察を通して、
単に「泊まる場所」ではなく、景色・音・温度・時間の流れまで含めて体験として設計されていることが、宿の価値を大きく高めていると実感しました。
岩戸で計画している一棟貸しの宿泊施設においても
自然環境を活かしながら訪れた方が心からくつろげる“非日常の時間”を提供できる空間づくりを目指していきたいと思います。
今回お世話になったSETO CLASさんの公式ホームページ↓↓