適材適所

今年も残り2ケ月となりました。
11月は連休も多く、いかがお過ごしでしょうか!
タウン建設も11月は完成見学会・地域祭り・小学校にて木工体験・マルシェと
イベント続きで皆様のご来場お待ちしております。
さて今回構造となる材種についてお話しさせていただきます。
1.まず下から土台

柱の下になる部分でヒバ・桧が主流となっています。
ヒバ 防虫・防蟻効果が高く耐久性に優れている(近年材料供給が難しくなっています)
桧 強靭で耐久性が高く、水や湿気に強い
2.柱

杉・桧
どんな傾斜地でもまっすぐ天に向かって伸びる杉・桧はタテ方向にかかる荷重を
支える柱材として有効です。また芯まで乾燥させることで、本来の強度に比べ2倍以上の力を発揮させます。
3.梁・桁(柱の上部分)
米松・杉(地松は現在供給が難しく米松が主流)
米松はたわみに強く、一般的な梁材より材積を大きくとることで、視覚的にも安心感を得られます。
杉は加工がしやすく、スパンが短くたわみが少ない場所に使います。(県産材補助金とのバランス)

4.母屋・束・垂木

青い〇部分 母屋 黄色〇部分 束 オレンジ 垂木
母屋 主に米松・杉が使われていて、梁と同様スパンが長くたわみやすい場所は米松を使用しています。
束 母屋を支えている縦方向の部材 母屋と同様 杉・米松を使用しています。
垂木 母屋の上に乗っている斜めの部材 杉・桧・米松を使用していますが、軒の深さや金額等により
選定しています。(弊社は桧が多い)
まだまだ細かい場所の材種選定がありますが、ざっくり構造編でした。(専門用語ばかりで分かりにくかったとおもいます)
ではこのあたりで・・
イベントで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。