窓取

2025.09.09

新学期がスタートしていますね

残暑というよりまだまだ夏日が続きそうな気候ですが、体調管理に気をつけて下さい。

さて、間取ってどう思いますか?

簡単そうで難しいといった印象が強いかと思います。

平面計画からはじまり~立体化させるのが普通なんじゃないかと・・・配置はあとで考える・・・といった感じで

私もそう思っていました。

ですが、ここ何年かで設計塾だったり、庭との関連性だったりと間取にたいしての考え方が変わりました。

まず敷地の方位、近隣建物窓配置、道路方角の現状把握からはじまり

屋根のかたちを考え次にファサード(外観正面)・断面そして日入日没に対しての窓配置、そこから各部屋を仕切る

そういった流れで考えるようになっていきました。

ある有名な工務店さんも言っていますが、間取とは窓取!!

 

最近、動線やシューズクローク・パントリー・ファミリークローゼットといった配置ばかりを

気にしすぎるため、大切な窓取ができていないのではと考えます。

屋根も補助金・ZEHの関係上、南側に屋根を配置し、屋根の形状も決まってきているため、

窓の配置で全てが決まるといってもいいほど重要な部分です。

その窓から見える景色・解放的な抜け感・庭へとつながる空間を考え配置していくべきだと思います。

限られた建物の大きさだったり、年々建築単価や金利があがっている中

いろいろな部屋があればいいなと思いますが、建物が大きくなり思っていた以上に金額が上がり

減築といった形になることが予想されます。

何処を優先に考えていくか が非常に大事だと思います。

 

 

話はかわりますが

復習と新入社員育成のため

庭の先生 星さんに講義してもらいました。

 

久しぶりに講義を聞き、基礎的な部分や定義について勉強させていただきました。

空間とは? 問題とは? デザインとは?

普段よく使っていますが、すぐ即答できない言葉でもあります。

このように基礎的なことや、敷地の有効な使い方・動線を分けるなど

計3回ぐらい講義があると思いますが、復習・社員のスキルアップになれば、

設計や庭のはばが広がり、よりよい提案につながっていきます。

これからも切磋琢磨し、成長できたらと思います。

 

写真が少ない(😢)

ではこのあたりで  最後までお付き合い有難うございました。

 

 

 

 

 

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