壁・天井断熱材施工完了監査

2025.06.23

今回、某現場にて7回目の監査を行いました。

前回、私がブログに書かせていただいた内容(https://www.yume-town.net/blog/6136/)と重なる部分がありますが

7回目の監査内容は、壁、天井、屋根にそれぞれ指定された断熱材がきちんと施工されているかの監査となります。

今回は自主監査となり、自ら監査を行います。

・グラスウール

グラスウールは、リサイクルされたガラスなどを高温で溶かして、繊維にした素材です。複雑に絡んだガラス繊維の間に空気層ができ、熱の伝導を防ぎます。

比較的安価で断熱性が高いため、多くの住宅の断熱材に使われています。また、無機繊維系なので経年変化が少なく、耐久性が高い点も魅力です。

 

・ウレタンフォーム

ウレタンフォームは、ポリウレタン樹脂を原料に作られています。小さな気泡が集まってできており、中に熱伝導が小さいガスが含まれている構造です。

発泡プラスチック系の中でも、断熱性能の高さが特徴です。耐候性も高く外部の湿気や天候に影響を受けにくいため、長期間断熱効果を維持できます。

 

 

こちらの現場では屋根断熱が吹き付けで、壁がグラスウールの断熱材となっており、

それぞれ隅々まで入っているか、指定された厚さ、場所、材料を確認する作業を行っていきます。

(半袖になる今の時期、グラスウールは肌に触れるとチクチクしてかゆくなります)

 

断熱材といっても様々な種類があり、使いどころや、必要な性能、サイズなどなど…

断熱性能に関する計算なども考慮するとなかなか奥が深いですね。

実際に、進行中の現場に断熱材が入っていくと快適さが肌で感じられます。

他の監査にも共通するのですが、各監査項目は、あらかじめこういった所を見てくださいねと定められていて、それに準えて監査を行い、内容に引っかかった場合は、是正を行っていきます。

 

快適な住まいをお届けできるよう、引き続きしっかり点検チェックを行っていきます!

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