レーモンドを観る!

2025.06.16

5月末、設計塾の実物件視察がありました。

三重県津市の飯塚先生の物件2件は両方ともパッシブハウス認定を取っている素晴らしい物件ですが、個人住宅であるのでブログ記事にするのはやめておきますね。

 

飯塚先生の物件見学の後、三重大学のレーモンドホールを見に行きました。

建築家のアントニン・レーモンドが1951年に三重大学の図書館として設計、建築されたものです。

現在、国の登録有形文化財として登録されている建物です。

外観です。木造で、深い軒の出と開放的なガラス戸が印象的!

太い丸太材で組んでありましたよ。丸太、測ったら20㎝。

不思議な形の樋はなにやら補強してある様子。深い軒の支えの役目もしているのかな?(推測です)

内部ですよ。

ガラスのサッシと丸太材、丸太のトラス組が美しい!

骨組みの模型も展示してあり、構造がわかりやすい。

この建物は骨組みの外にサッシや外壁がある感じの構造。

昔のサッシの、こういう持ち手や鍵、良いですよね。思わず激写。

何気にガラスも凸凹しているのがわかりますか?昔のもう復元できないガラス、貴重ですよね。

木製扉の金物も激写。

大変かわいらしく、好みです。

 

こういう構造の建物は現在では建てるの難しいですが、建物の佇まいであったり意匠の美しさ、木組みの美しさなど、色々と感じ取れるものがありました!

 

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